子供の虫歯はどんな治療になるの?どう予防するの?
子供の虫歯
お子さんの歯に虫歯ができたら、おうちの方はどう思いますか?
申し訳ない気持ちになったり、まあ永久歯に生え変わるから別にいいや!と思ったり、さまざまだと思います。
今回はお子さんの虫歯ができたら、どのような治療になるのか?どうしたら虫歯を防げるのか?をお話したいと思います。
☆乳歯の治療
子供の歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)に比べると歯の質が柔らかく虫歯の進行がとても速いです。
小さい虫歯でも放っておくとあっという間に虫歯は大きくなり、神経を取る治療になったり、抜歯になる事もあります。
もちろんその時は表面に塗る麻酔と注射の麻酔をしなくてはなりません。
小さい虫歯であれば、虫歯の部分を削って白い詰め物をするだけで終わります。
ただ、治療が怖い子にはサホライド(歯が黒くなる)を塗布、フッ素塗布などで経過を見ていきます。
無理矢理治療してしまうと恐怖が残ってしまいますので当院はお子さんに合った方法(トレーニングなども)で治療していきます。
もし虫歯をそのままにし、生え変わりを待ってしまうと永久歯に影響する事もあります。
乳歯の根の先端に菌が行き渡り永久歯の変色や形成不全を起こす可能性があります。
お子さんの虫歯を見つけたら、すぐにご連絡下さい。
☆虫歯の予防
虫歯の予防は大きく分けて3つあります。
1→家でのケア
仕上げ磨きは小学生の間はしてあげましょう!高学年になると本人に任せがちですが、磨き残しが結構あるんです。
歯磨き粉はフッ素配合の物をおすすめします。フッ素は歯の質を強くします!
年齢に合ったフッ素濃度を選んで下さい。
そして、キシリトールを摂取しましょう!キシリトールは歯の再石灰化が期待できます!
2→クリニックでの定期検診
定期検診では衛生士によるクリーニングやドクターの虫歯チェック、高濃度のフッ素塗布をします。
お子さんの場合、4ヶ月に1回の定期検診をお勧めします。
3→シーラント
奥歯の噛み合わせにある溝をつめて、虫歯を防ぎます。
虫歯を防ぐ方法は色々ありますが、まずはお子さんの虫歯リスクなどを調べるのが良いかと思います。
当院では簡単にできる唾液検査がありますので一度試してみるのも良いかと思います。
詳しくは、お気軽にスタッフまでお声掛けくださいね!
またまだ話したい事はたくさんありますが、また細かくお話しできればと思います。