インプラント後のメンテナンス
こんにちは、まくり歯科クリニックです。
今日はインプラントを入れた方のメンテナンスについて
書いていこうと思います。
インプラントを埋入すれば、自分の歯が戻ってきたかのように
快適に噛めるようになります。
埋入後のメンテナンス次第で
インプラントの寿命を延ばすことができるので
インプラントが入っている方にはぜひ見てほしいです☆
☆どうしてメンテナンスが必要なの?
インプラントは、ほかの歯と同じようにプラークや歯石が蓄積してきます。
プラークが原因で、歯肉や歯周組織が細菌感染を起こすことも。
これを「インプラント周囲炎」と呼びます。
インプラント周囲炎は、天然歯でいうところの歯周病のようなもの。
インプラントは天然歯と違って、細菌に抵抗する力が弱いので、
炎症が急速に進行して重症化してしまうのです
周囲炎になると、歯の痛みや歯茎の腫れ、出血、歯茎が痩せるなどの症状がみられます。
周囲炎は治療が必要で、放置してしまうとインプラント周囲の骨が少なくなって
インプラントがグラつき、抜けてしまうこともあります💦
周囲炎に気が付いたら、早めにインプラント治療をした歯科医院を受診しましょう。
日頃から丁寧に歯を磨き、インプラント周囲炎を予防しましょう。
☆セルフメンテナンスは難しい
「毎日うちでちゃんと歯磨きをすればいいんでしょう?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、毎日丁寧に歯磨きをしても口の中の汚れは取りきれません。
もちろん、自分で口の中を清潔に保つことは必要です。
それだけではメンテナンスが足りないので、定期的に医師のメンテナンスを受けることが大切なのです。
☆医師のメンテナンス
インプラントのメンテナンスは、日頃のケアに加えて、
年に2~3回ほど歯科クリニックに通って受けるとよいでしょう。
インプラントや他の歯についた歯垢や歯石をクリーニングし、
場合によっては、上部構造を外して洗浄してもらうことも必要です。
また、歯肉の腫れや炎症が起きていないか、
インプラントがグラグラしていないかなど、
インプラントや口腔内の状態を見ます。
噛み合わせがきちんと合っているかのバランスチェックや、
目視だけでは確認しきれないものはレントゲンでインプラントと骨の状態を見て、
歯槽骨の炎症や骨吸収が起きていないかを確認します。
メンテナンスの頻度は様々ですが、
月に1回で通っていただくことをお勧めしています!